松山南高校野球部〝南攻不落〟

愛媛県立松山南高等学校野球部の日々を綴ります。

理想を語り、現実にする。

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本日は平日練習。

昨日の「チームを一つにする生徒ミーティング」の効果が確実に出ていました。

3日続くのは当たり前、

大会まで進化し続けることができるかな。

 

今日は最後のミーティングで、

私の人生を変えたきっかけの会話を紹介しました。

 

野球部通心『優』第285号より。

私が学生時代の話です。

大学院の先生が、あまりにも理想の高いことを言うものだから、私はつい、

 

「先生の言う理想は分かります。

 でも現実は違いますよね!?

 だって現実は~~で・・・で○○○じゃないですか」

 

と、それらしい理由を並べてしまいました。

すると、先生は答えました。

「阿部、お前が現実の何を知っているんだ?

     若者が理想を語れなくなったら終わりだぞ」

 後頭部をガンッと殴られたような感覚に陥ったのを覚えています。

 その時の私は、学生という身分で、教師を経験したこともないのにわかったつもりになっていたのです。

 やってもないうちから「理想」を勝手に諦めて「現実」を決め込んでいました。

 

 当たり前ですが、大人はみんなより少しだけ人生経験が長いです。

 その人生の中で、「現実」を経験します。自分の理想が理想だったことに気づきます。そして、多くの場合、若者にはそんな経験をしてほしくないと、「理想と現実は違うぞ」という否定的ナイスアドバイスをします。

 

 必ずしも悪いことではないと思います。

 私も、「それはちょっと理想的すぎやせんか?」と、否定的ナイスアドバイスを何度もしたことがあります。

 

 でも、みんなは気をつけなきゃいけない。

 

 そのアドバイスは、あくまでその人の経験や知識から来ているもので、必ずしも確かなものではないということを。

 

 自分が絶対にやりたいと思ったことや、本気で正しいと思ったこと、それは本当に大切にしてほしい。

 

 大人といえど、あなたではありません。

 大人といえど、他人です。

 

 自分の人生を大人の否定的ナイスアドバイスで変えてしまうような人にはならないでほしい。

 

 若者は理想を語るものです。

 勝負には必ず勝てると思うものです。

 

 私にとってこの会話は、無意味に生徒を否定しない基礎になっています。

 

 みんな、理想を語って行動して、現実にすればいいんです。

 「甲子園」行くぞ。

〝南攻不落〟

 

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